Fcastドラマ視聴率まとめ

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視聴率記事更新日:放送日時 番組タイトル

【2010秋視聴率感想】不毛地帯  

不毛地帯 (1) (新潮文庫)不毛地帯 DVD-BOX 1
公式サイト
原  作  : 山崎豊子不毛地帯 (1) (新潮文庫)  
脚  本  : 橋部敦子
演  出  : 澤田鎌作 / 平野 眞 / 水田成英
プロデュース: 長部聡介 / 清水一幸
フジ木曜22時 10月開始
主人公のモデルは瀬島龍三
壹岐正(唐沢寿明):頭脳明晰、冷静沈着、物腰柔らか、生真面目 、暗い体験を背負った孤独な男。
壹岐佳子(和久井映見):妻。
川又伊佐雄(柳葉敏郎):防衛部長。陸士、陸大時代の壹岐の同期、親友
久松清蔵(伊東四朗):経済企画庁長官。
谷川(橋爪功):元大佐  貝塚 道生(段田安則):官房長官
芦田国雄(古田新太):防衛課計画班長 田原秀雄(阿部サダヲ):毎朝新聞記者
秋津紀武(中村敦夫):軍人時代の上官   秋津清輝(佐々木蔵之介):千里の兄。
大門一三(原田芳雄):近畿商事の社長、豪傑。
海部兵頭(竹野内豊)、塙:壹岐の部下。壹岐を尊敬する優秀なブレーン
小出宏(松重豊):部下 里井達也(岸部一徳):上司。
秋津 千里(小雪):かつての上官の娘で陶芸家。
紅子(天海祐希):京子の娘 
昭和20年~昭和35年
第1話 10/15 14.4% 時を超えあの伝説の名作が完全ドラマ化!!戦争・家族・運命の恋…激動の物語
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
第2話 10/22 11.1% 黒い頭脳戦
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
第3話 10/29 11.6% 妻と娘の涙
■脚本 橋部敦子■演出 平野 眞
第4話 11/05 *9.9% 俺が殺した
■脚本 橋部敦子■演出 平野 眞
昭和42年~
第5話 11/12 11.8% 戦争と三人の女…
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英
第6話 11/19 10.7% 決戦
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英
千代田自動車編
第7話 11/26 10.6% 妻との誓い
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
第8話 12/03 11.4% 愛妻の死!
■脚本 橋部敦子■演出 平野 眞
アメリカ近畿商事編
第9話 12/10 10.9% 哀しい女
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
第10話 12/17 10.8% 恋と野望
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英 
アメリカ近畿商事編
第11話 01/14 12.1% 嫉妬に殺される男
■脚本 橋部敦子■演出 平野 眞
第12話 01/21 11.8% 裏切りの極秘調査
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
第13話 01/28 12.2% 喰うか喰われるか
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作
昭和45年~イラン石油開発編 
第14話 02/04 10.2% 百億の賭け
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英 
第15話 02/11 11.6% 邪魔者は消えろ!
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英 
第16話 02/18 10.7% 地獄からの招待状
■脚本 橋部敦子■演出 小原一隆
第17話 02/25 11.8%  暗号と密約
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英 
第18話 03/04 12.0% 汚れた英雄
■脚本 橋部敦子■演出 水田成英
最終話 03/11 15.0%約束の地
■脚本 橋部敦子■演出 澤田鎌作 

不毛地帯 唐沢寿明主演 前半視聴率 あらすじ 感想
第11話
 壹岐正(唐沢寿明)は、副社長の里井達也(岸部一徳)とともに、千代田自動車との提携を目指して米・フォーク社との交渉に臨んだ。千代田自動車側は、乗っ取りを恐れ、フォーク社の出資比率を25%以下にしたいと主張していた。それに対してフォーク社側は、重要決議に拒否権を行使できる33.4%以上でなければ交渉には応じないという姿勢を崩してはいなかった。そこで里井は、腹心である業務本部長の角田保(篠井英介)とともに新たなプランを作成する。それは、壹岐たちが進めてきた提携話を白紙に戻し、フォーク社と千代田自動車が対等の出資比率で新たな合弁会社を作るというものだった。壹岐らとともにデトロイトのフォーク社を訪れた里井は、フォーク会長(アレキサンダー・バリ)との会談を行った。その席でフォーク会長は、新たな合弁会社を作るという里井の提案に強い興味を示し、千代田自動車の経営状況を調べた上で検討する、と答える。里井は、さっそく社長の大門一三(原田芳雄)に連絡をとり、来月フォーク社が日本に覆面調査団を派遣するところまでこぎつけたことを報告する。ところがその矢先、突然、里井が狭心症の発作を起こして倒れてしまう。
感想
今週の流れなんか、女性には受けないだろうが、個人的には面白い。里井の壹岐に対する思いの外の敵対心が今回の流れの中核だったが、狭心症の発作の流れを作ったのかもしれないが、それを跳ね返そうとする里井の執念と思わずも敵対してしまう壹岐の苦悩が見え隠れするところは悪くないと思う。でも提携における駆け引きの展開は、すこし長すぎる感じがしないでもないかな。次の展開を見たい気がする。スカッとする流れじゃないし、できれば快進撃を期待したい
第12話
千代田自動車との間で新たな合弁会社を作るという近畿商事の提案に興味を示したフォーク社は、日本に覆面調査団を派遣する。壹岐正(唐沢寿明)は、調査団の責任者で、海外企画担当マネジャーのアーリックマンが来日していないことに気づき、その行方を追っていた。ほどなく、調査団を出迎えた八束功(山崎樹範)から連絡があり、アーリックマンは、緊急の案件があり、オーストラリアに向かったとの情報が入る。不安を拭い去れなかった壹岐は、塙四郎(袴田吉彦)に、近畿商事の支店網を使ってアーリックマンが本当にオーストラリアにいるかどうか調べるよう指示する。一方、副社長の里井達也(岸部一徳)と業務本部長の角田保(篠井英介)は、八束に、調査団を案内する販売店のリストを渡す。それは、千代田自動車の販売店の中でも、経営が安定している店を選んだものだった。あくる日、里井たちは、調査団メンバーとの会合に臨む。その席で、調査団のラディは、里井たちが提示した販売店リストを拒否し、新たなリストを提示。すでに彼らは、経営が悪化している販売店をリストアップしていたのだ。別の日、八束は、ラディを連れてある販売店を訪れる。だが、見学を終えたラディは、突然リスト以外の場所に行きたいと言いだす。そんな折、壹岐のもとに、秋津千里(小雪)から電話が入る。一方、東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、里井が病魔に冒されているという事実を察知して…?
感想
千代田自動車との提携の里井VS壱岐という展開だけでなく、裏で絡んでいた鮫島との戦いがうまく絡んで、その攻防が単純に面白い。里井は、副社長まで上り詰めた人間なのにあまりにフォークをナメすぎな展開は、どうかなとは思うが、今までの流れから、異常な自信家ではあるが、それでいて体に爆弾を抱える焦りからなのかもしれない。アーリックマンは4人とは別行動を取っているのはわかったが、やはり鮫島との絡みなのか!さらなる攻防戦がこれから展開され、壱岐がどうねるのか?に期待。今回はわかりやすい展開で、すべての決着は来週なので、見逃せないかな。個人的には、壱岐の恋愛展開はどうでもいいし、硬派な作りの方が私的には楽しいが、物語の幅を拡げるためにも必要かな。何しろ壱岐の本格始動が楽しみで仕方がない。
第13話
壹岐正(唐沢寿明)は、社長の大門一三(原田芳雄)に同行して、自由党幹事長・田淵(江守徹)の邸宅を訪れる。その席で田淵は、千代田自動車と米・フォーク社の提携話を持ち出した。田淵がこの提携話に一枚噛んでおきたいという思惑で大門を呼び出したと悟った壹岐は、交渉を詰めた上で改めて助言を仰ぎたい、と答える。一方、出張から戻った副社長の里井達也(岸部一徳)は、田淵の一件を知って壹岐に怒りをぶつける。電話1本で大門が田淵のもとに駆けつけるなど不見識極まる、というのだ。壹岐は、そんな里井に、フォーク調査団のひとりが東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)と行動をともにしていたことを伝える。しかし里井は、その話に耳を貸さないばかりか、壹岐を提携プロジェクトから外してしまう。里井は、すぐさま渡米し、フォーク社との交渉を詰めようとした。ところがフォーク社側は、そんな里井に対し、千代田自動車との間で新たに設立する合弁会社の出資比率をフォーク51%、千代田49%に変更してほしい、という新たな条件を提示する。帰国した里井は、大門とともに千代田自動車側と会談した。するとそこに、毎朝新聞の夕刊を手にした角田保(篠井英介)が飛び込んできた。その一面には、フォーク社が東和自動車と提携する意向を東京商事に正式に伝えた、というスクープ記事が掲載されていた。ショックを受けた里井は、その場で胸をかきむしるようにして倒れ…。
感想
次から油田展開になるが、千代田自動車と米・フォーク社の提携話が、鮫島に見事な完敗を喫してしまう流れは、里井の壱岐への嫉妬から来る産物ではあるが、里井っていうのは、オイシイ役だな。あれだけ暴れられて、やりたい放題できて、ゾンビのように死の淵から、壱岐への復讐の執念で、行き帰り虎視眈々と逆転を試みる。正攻法で攻める壱岐と対照的だが、もっと壱岐の悪い面もどんどん出さないとダメだろとは思うが、わかりやすいということは言える。話はさほど食いつきにくいというレベルレもないと思うけど、わかりやすい関係も必要か。どうせならどんどん、鮫島も嫉妬心に来るって欲しい。なにしろ、壱岐が爆発するところも見たいが、それはないかな。なにしろ油田開発で兵頭とどうなっていくのかも期待。
第14話
 アメリカ近畿商事から東京本社に帰任した壹岐正(唐沢寿明)は、専務取締役に就任する。それから半年後、イランで石油鉱区が売りに出されるという情報をつかんだ石油部長の兵頭信一良(竹野内豊)は、石油開発を手がけたいと壹岐に直訴する。壹岐は、石油開発にすべてを賭けようとしている兵頭の強い決意を知り、ただちにイランに向かうよう指示する。社長の大門一三(原田芳雄)を訪ねた壹岐は、さっそく石油開発の件を切り出した。大門は、石油が出れば1000億円以上の利益が見込まれるものの、もし出なければ100億円もの開発費用が無駄になると知ると、その場での決断を避けた。一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点にして情報収集を開始する。だが、売りに出される鉱区についての情報をつかむことができなかった。そんななか、壹岐は、国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘治)の事務所を訪ねる。そこで壹岐は、リビアの元石油大臣・ハバシュが、売りに出される鉱区を知っているという情報を得る。壹岐は、兵頭に連絡し、ハバシュが滞在しているパリに向かうよう命じた。パリに到着した兵頭は、ハバシュと会う約束を取り付け、滞在先のホテルを訪れる。しかしハバシュは、多忙を理由に兵頭と会おうとはしなかった。そんな兵頭の前に、黄紅子(天海祐希)が現れる。
感想
やはり、石油開発編は面白い。期待通りのいろんな人の思惑が交錯する展開で、単純な壱岐と里井の抗争がメインだったものより、遥かにドラマが盛りだくさんで、ワクワクする。このパートでは、兵藤と壱岐の連携がなにしろ楽しいし、油田開発に本格参戦してきた鮫島の悪役ぶりが、たまらん。その中に、竹中、紅子などが絡んできて物語に広がりも出ているし、どんどん舞台が変わり、見ているとわくわくする。もう一人忘れてはいけなかったあの貝塚がここに絡んでくるのも面白いし、鮫島が他の商社と組んで、壱岐の計画を潰しに来るのは一筋縄ではいかない油田開発の面白さの第一段階か?なるべくなら壱岐と千里の愛の行方を減らし、このビックビジネスに賭ける戦いに絞って欲しいがそうも行かないんだろうな。兵藤がパリで紅子と会って、ハバシュの話をした時点で、彼女が引き会わせるのはわかったが、そのベタな展開もたまらない。なにしろ、これからが楽しみだ。
第15話
油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イランのサルベスタン鉱区入札に関して、日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)が提案した東京商事らとの連合を拒否する。技術力と資本力を持つ海外の石油開発会社と組む道を選んだ壹岐たちは、米の独立系石油会社・オリオン・オイル社に注目する。ある夜、クラブ『ル・ボア』を訪れた壹岐は、黄紅子(天海祐希)と再会する。近畿商事が石油ビジネスに乗り出すという情報をすでに聞きつけていた紅子は、イランの前王妃からも近畿商事について尋ねられたという。その際、紅子がオリオン・オイル社のリーガン会長とも面識があると知った壹岐は、仲介役を頼んだ。それを引き受けた紅子は、来月、リーガン会長が夫の黄乾臣(石橋蓮司)に会いに来るから、兵頭とともにジャカルタに来るよう告げる。一方、仕事に復帰した副社長の里井達也(岸部一徳)は、社長の大門一三(原田芳雄)から石油開発の件を相談される。里井は、日本石油公社のグループから降りて海外の会社と組むのは非常識だとし、失敗すれば会社の屋台骨を揺るがしかねないと主張する。そんななか、黄邸を訪れた壹岐と兵頭は、リーガン会長に会い、サルベスタン鉱区入札に関し、パートナーシップを結ぶ約束を取り付ける。次の問題は、100億円の資金確保だった。壹岐たちは、社内の反対勢力を抑えるために極秘で動き始める。
感想
壱岐対里井の近畿商事でのひとつの戦いの決着がついた。東京商事が横槍を入れ、サルベスタン鉱区入札を邪魔にされた壱岐兵藤コンビがあらたなる道を模索して、もうひとつの道を探り当て、王道でなく、イバラの道を選んでも、独自の石油開発に取り組もうと奔走する壱岐のパワーは、見逃せない。そこに見事に絡んでくる里井との抗争が、的確に自分の居場所を確保する角田の動きで、勝敗が見えてくると言う描き方は、正攻法だが、見ていて面白い。そして次第に自分の体制を整え、里井を打ち破る姿は、なかなか痛快だったが、そんな里井と大門社長の決別の社長室での姿を見ると、別の気分にもなってしまう。男泣きする姿にドラマを感じずに入られない。今回も紅子が重要な働きをしていたが、天海祐希は女を演じるとイマイチだが、ビジネスパートナーならいい味出してたな。紅子のビジネスで、壱岐を陰ながら支える姿は、恋敗れた女のひとつのクルーなあり方で、美味しい!なにしろスリリングに展開するこのドラマ、これからも期待したい。
第16話
石油開発に乗り出した壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、商社連合の日本石油公社グループから離脱し、米独立系石油会社オリオン・オイルと組むことを決意する。だが、毎朝新聞の一面トップに、近畿商事を批判する記事が掲載される。日本石油公社グループからの離脱は国益を無視した行為だというのだ。それを受け、日本石油公社総裁の貝塚道生(段田安則)は、近畿商事の行動は利益を独占しようというものであり極めて遺憾だとのコメントを発表する。一方、兵頭は、近畿商事テヘラン事務所を拠点に、国際入札の決定権を持つイラン国王とその周辺の人物の情報収集を続けていた。国王の決断に影響力を持つ側近とコンタクトを取ることが最重要任務だった。近畿商事への非難が高まる中、取引先からは、オリオン・オイルと組むなら今後の取引を白紙に戻すという電話が相次いだ。壹岐は、オリオン・オイルとの入札が事実だと認めた上で、今回の決断はあくまでも日本石油公社グループが入札できなかった場合の安全弁だと取引先に説明するよう指示する。そんな折、壹岐の前に、元近畿商事社員の小出宏(松重豊)が現れる。小出は、壹岐のことが心配で訪ねてきたとうそぶくと、近畿商事が日本石油公社グループに戻れるよう仲介してくれる人物が待っている、と告げる。
感想
激昂 !これほどの壱岐の激しい慟哭にも似た激しい感情の高ぶりを、初めて見せたのではないか?彼にとって、地獄の地シベリア、ソ連に行くことをそれでも選択する展開は凄まじい!今回は、今まで、ロボットのように感情を表現しない壱岐と言うがやっと表したのは、感情を殺された地によるものなんだな。国益と自分たちの思いのために、前に突き進む障害が次々と繰り出されて来るところは、ひとつの醍醐味だな。その障害のデカさが、ひとつの利権の大きさを感じさせる、そのなか、キーパーソンを見つけ出す謎解きがかなり良く出来ている。鍵は紅子なのはいつものことだが、それでも、その甲斐をこじ開ける難しさ、用意されている分厚いドアはロシアと言うのはドラマだな。その先にあるイラン国王の主治医はどうやったら見えてくるのか楽しみだ
第17話
壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、ソ連の首都モスクワを訪れる。イラン・サルベスタン鉱区の国際入札に際し、他社の入札価格を入手すべく、イラン国王の側近である医師ドクター・フォルジに会うためだった。一方、五菱商事、五井物産とともに日本石油公社グループとしてサルベスタン鉱区の国際入札に臨む東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)は、日本の企業を集めた経済ミッションを派遣し、イラン政府へのアピールに成功していた。そんな折、兵頭がテヘランから姿を消したとの情報を得た鮫島は、近畿商事が何らかの行動を起こしているのではないかと不審を抱く。壹岐たちは、フォルジがイラン・イスファハンの名門一族の出身であること、内乱で当時10歳だったフォルジの目の前で一族が殺されるという過酷な体験をしていることを知る。フォルジとの面会を果たした壹岐は、そこで敢えてイスファハンのことを口にした。それに対してフォルジは、シベリアには何年いたのか、と壹岐に返す。同じころ、鮫島は、義理の娘でもある直子(多部未華子)をだまし、壹岐がモスクワにいることを聞きだす。壹岐たちがイラン国王の側近と接触したことを確信した鮫島は、五菱商事の神尾(名高達男)や五井物産の神尾(大門正明)に対し、入札価格に500万ドル上乗せすべきだと訴える。同じころ、帰国した壹岐は、社長の大門一三(原田芳雄)にフォルジから提示された条件を伝える。
感想
役者一人ひとりがこれほど力の入った演技と行き詰まるような展開がなにしろたまらない!ビジネスドラマの王道展開だが、出てくる一人ひとりが緊張感がある展開を盛り上げ、行き詰まる入札価格を巡る攻防が凄まじい。壱岐、兵藤、鮫島の各者が必死に、その数字のために情報戦を繰り広げ、駆け引きを繰り返すのは、今のドラマではなかなか見れない。「イスファハン」と言う言葉をフォルジに投げかけた壱岐の駆け引きは、この案件に対する強き思いか?そしてくだされる審判が、近畿商事にあると分かていても、兵藤の歓喜に何か興奮させられる。そして、鮫島の悔し涙から壱岐へ強引に近づく姿は、印象に残った。これぞ人間ドラマ!と言う感じで見ごたえがあった。
第18話
近畿商事が米独立系石油開発会社オリオン・オイル社と組んでイランのサルベスタン鉱区を落札してから3年8カ月が過ぎようとしていた。副社長となった壹岐正(唐沢寿明)は、人事、総務、業務、海外事業の四部門を掌握し、事実上、近畿商事の経営全般を指揮する権限を有するようになっていた。一方、石油部長だった兵頭信一良(竹野内豊)は、石油、ガスなどを統括するエネルギー部門の担当常務に昇進していた。サルベスタンではすでに3本の井戸を掘っていたが、石油は一滴も出なかった。現在、四号井の掘削を進めているものの、これまでに合計50億円もの掘削費が泡と消えていた。そんな矢先、四号井が深さ4750フィートで逸泥を起こし、いつ暴噴するかわからないとの連絡が入る。現地に向かった兵頭は、石油があると思われる深度5000〜8000フィートまで掘り進める方法を模索した。だが、これ以上掘るのは不可能だという現場責任者の判断もあり、四号井の廃坑を決断する。四号井の廃坑を受け、日本石油公社は近畿商事への支援打ち切りを決定する。壹岐は、社長の大門一三(原田芳雄)に五号井の掘削を願い出た。しかし大門は、公社が手を引いた以上資金繰りができないとして、サルベスタンから撤退すると言い出す。開発を諦めきれない壹岐は、中東の石油事情に詳しい国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)を訪ね…。
感想
公社の支援打ち切りによる事業中断を阻止するための攻防が、近畿商事社内外で展開されるさらにドラマチックな物になった来た。撤退に追い込まれながら、最後の手段を使うことによって、事業の延命に成功するまでの展開は綱渡り状態。大門の失敗も絡み、会社自体も追い詰められる状態、そしてイランでは....と八方ふさがり。ここから逆転して行く展開がなにしろ楽しみだ。一話短縮されたのは惜しいが、今の現状なら朔風会会長になってからの展開は、端折られるんだろうな。なにしろ今回の話だけでは感想がどうにも書きにくいので、最終回とまとめて感想を書きたい
第19話
近畿商事は、副社長の壹岐正(唐沢寿明)、エネルギー部門の担当常務である兵頭信一良(竹野内豊)を中心に、イラン・サルベスタンの掘削を開始した。だが、60億円もの費用を投じて4本の井戸を掘ったにもかかわらず油田を掘り当てることはできなかった。そんな中、最後の望みを託した五号井がガス暴噴を起こしたとの連絡が入る。それ以来、現場からの連絡が途絶え、電話も繋がらない状態が続いたため、焦りを隠せない壹岐。2日後、壹岐のもとにようやく現地にいる兵頭からの連絡が入った。徹夜の作業で、五号井はようやく正常循環に戻ったという。壹岐は、ガス暴噴は油がある兆候だという兵頭の言葉を信じ、掘削の再開を指示する。そんなある夜、壹岐のもとに東京商事の鮫島辰三(遠藤憲一)がやってくる。そこで鮫島は、大門一三(原田芳雄)が綿花相場で苦戦しているという話を切り出す。近畿商事のメインバンクである第三銀行の頭取が、その件で大門のことを心配していたというのだ。あくる朝、壹岐は、綿花部長の伊原(上杉祥三)を呼び出し、真相を問いただした。伊原によれば、大門は50億円近い損失を出しているらしい。それを知った壹岐は、綿花相場から手を引くよう、大門に迫った。危機感を抱いた大門は、壹岐を近畿商事から出すのなら戻る、という里井達也(岸部一徳)が出した条件を聞き入れ、彼を近畿商事に戻すことにする。
感想
今回このドラマを見てきてよかった。なにしろ、油は出ると分かっていても、あの歓喜にはドラマが詰まっている。男のロマンがあるんだなと思わずに入られない。大門に勇退を勧め、我も下野することを選んだ壱岐に、男の粋を感じることができた。私は参謀ですと言い、けして、トップを取るなく、商社マンとして公に尽くし、あらたなる道を選んだ後ろ姿を鮫島が恨み言を叫ぶ姿を、思い浮かべながらニヤリとする姿は、痛快だった。世間的には数字を見る限り受け入れられなかったが、油田開発からの展開は最高の楽しさだった。これくらい男臭いドラマが欲しかったところに作ってくれたフジテレビに感謝したい。
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2015/09/18 23:23 :Category:【唐沢寿明】 コメント(3)
面白い!
面白い!ドンドンはまっています!里井副社長いいですわ♪社長とのやりとり泣けました(;;)折角社長が信頼していたのに...敗戦、シベリア抑留をからめ石油開発どうなるのかハラハラです!小雪さんとの絡みは私てきには面白い。仕事では戦略的でなんでもやってのける壱岐なのに女のことになるとダメな感じが面白い!実際にはもっと商社マンの奥さん同士のバトルがあるはずだからそれを期待していたのでないのが残念(--;)これがあるとドロドロして面白かったのでは?ないから、男のロマン満載で爽やか過ぎるのが高視聴率につながらないのかな...
投稿者: [ 2010/02/13 19:18 ]
女性像が古臭いけど、なんとなくみてる男ドラマ
管理人さんほど熱くは気に入ってませんが、前作からなんとなく見続けているドラマです。

かっこよく面白く描かれている男たちのドラマは、王道っぽいけど確かに面白い。でもそれとは対照的に、でてくる女性がみんな古臭くウェットな感じなのが苦手で、女性としてはおもしろくないのかも。

特に小雪がはんにゃ顔ででかいのに、男受けを狙ってしおらしげなのが嘘臭い。この恋愛話は要らない。やたらに嫉妬?して絡んでくる単なる家政婦(元)も余計なお世話で、テーマとどう関係あるのかわからない。亡くなった奥さんも、男から見た理想の日本の妻像で、非現実的。唯一紅子だけは、仕事という戦いのメインテーマに欠かせない存在で、生き生きとした“まとも”な女性に見えるのでほっとします。

主人公の、小雪に対する煮え切らない愛人扱いな態度も、ドラマをだらけさせていると思う。最後に、主人公が小雪が原因ですべてを失う、捨てるなんて展開があるなら、まだわかる。古い原作と時代設定という制約はあれど、もう少し女性も魅力的に描いてほしい。
投稿者: [ 2010/02/13 15:20 ]
石油編になってから再び観始めました。
駆け引きも面白いのですが、壱岐さんの石油に対する情熱が周囲の人を動かしていく様が、(個人的には意外な展開だったのですが、)男のドラマという感じでドキドキしました。敗戦・シベリア抑留・商社マン人生を貫く一本の糸が感じられる、とても人間味のある回だったなあと思います。
今後の展開がすごく楽しみです。

紅子さんは飄々としているところがステキでした。このドラマに関しては、あまりリアリティーがない(もしくはステレオタイプの)女性をあっさりかつ時においしく描く程度の方が好みです。女子目線でも、千里さんとの細かい恋愛展開はなくていい気がしました。(私が適切な女子目線を持っているかを問わなければですが…。)
投稿者: [ 2010/02/12 15:35 ]
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