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【草彅剛】嘘の戦争/銭の戦争
SMAP
ビクターエンタテインメント (2015-02-18)
売り上げランキング: 25
主演・草なぎ剛演じるエリート証券マンが、金も職も婚約者も全て失い、 借金まみれのホームレスに…!?
放送日時
毎週(火)22:00~22:54 ※初回のみ21:00から、2時間スペシャル
【キャスト】
白石富生(36) … 草なぎ剛 外資系の証券マンだったが、父が借金を苦に自殺。
紺野未央(26) … 大島優子 派遣で受付
青池梢(27) … 木村文乃 富生の父の事件がきっかけで、婚約解消。
桜田慎一(24) … 高田翔 赤松の下で働くことになったチンピラ。
円あかね(22) … 新川優愛「赤松金融」受付。
白石孝夫(66) … 志賀廣太郎小さな電器メーカー「ホワイト化学」を経営。
白石三保子(60) … 木野花 夫の失踪がきっかけで脳梗塞を起こす。
紅谷裕蔵(77) … 津川雅彦 伝説の金貸し。
青池早和子(68) … ジュディ・オング 梢の祖母。消費者金融経営
紺野洋(58) … 大杉漣 未央の父で高校教師。富生の高校時代の恩師。
赤松大介(45) … 渡部篤郎 中小企業相手の融資とコンサルティングを行う「赤松金融」を経営。
【スタッフ】
原作「銭の戦争」パク・イングォン著
脚本後藤法子
音楽菅野祐悟
演出 三宅喜重 白木啓一郎 鈴木浩介
チーフプロデューサー笠置高弘
プロデューサー三宅喜重 河西秀幸
制作著作関西テレビ放送
【視聴率】
01 15/01/06【14.1】「エリートが借金地獄で急転落…愛、金、人生全て取り戻す!」
脚本後藤法子 演出 三宅喜重
02 15/01/13【11.9】「借金地獄のホームレスに転落…逆襲だ!這い上がれ!俺の人生、金で買い戻す」
脚本後藤法子 演出 三宅喜重
03 15/01/20【12.1】「金貸し始動…この世は愛より金?恩師に非情な取り立て…大金を稼げ!成り上がれ!」
脚本後藤法子 演出 白木啓一郎
04 15/01/27【13.1】「一攫千金で借金返済?ヤクザに未回収1億円取り立てだ!愛憎…元婚約者の危険な罠」
脚本後藤法子 演出 佐藤源太
【火22視聴率感想】銭の戦争【1】1-4話感想05 15/02/03【12.6】「真相発覚!父と赤松金融にまさかの因縁…親父はアイツに殺された!?復讐だ!」
脚本後藤法子 演出 白木啓一郎 ゲスト 安藤玉恵 坪倉由幸 上白石萌歌
06 15/02/10【11.9】「遂に勃発!金の恨みは金で復讐だ!知略で攻めろ!」
脚本後藤法子 演出 三宅喜重
07 15/02/17【14.4】「難攻不落!地下金庫に眠る宿敵の大金を奪え!加速する愛憎の行方…父の死に衝撃事実が」
脚本後藤法子 演出 鈴木浩介
08 15/02/24【12.6】
脚本後藤法子 演出 三宅喜重
05
自分が自殺に追いやったホワイト化学の社長の息子が富生(草ナギ剛)だと知った赤松(渡部篤郎)は、身の危険を感じて富生の周辺を探り始める。さらに、富生から借りた金で借金を返済しに来た未央(大島優子)にも揺さぶりをかけ、富生の動向を把握しようと画策する。 一方、赤松に素性を知られているとは気づいていない富生は、元カリスマ美容師の藍沢(坪倉由幸)の取り立てを任され、店の景気を調べるため、未央を藍沢の美容室へ偵察に行かせる。すると、休日にもかかわらず店内はガラガラ。近いうちに店がつぶれて金が回収できなくなると予想した赤松は、藍沢を追い詰めた末にトバシ携帯を大量に買わせる。しかし、その手口を見た富生は何かに引っかかり……。 その頃、梢(木村文乃)に近づいた赤松は、早和子(ジュディ・オング)がホワイト化学と関係していたことを耳打ちする。疑念を抱いた梢が独自に調べると、ホワイト化学が青池グループの傘下に入っていたことが判明。梢は早和子を問いただすが、早和子は会社の価値を知って助けただけだと答えるだけで…。 紺野家に居候し、未央と生活を共にするようになった富生は、未央が職場の顧客情報を持ち出したことをネタに、赤松から脅されていることを知る。赤松の不穏な動きに不安を覚え富生を心配する未央。富生は赤松の動きに注意を払うが、赤松金融で、父・孝夫(志賀廣太郎)の死にまつわる、ある資料を発見してしまう…!
【感想】
たしか、富生は、東大でのエリートだったのに、父の死の原因の一端を知ったからといって、ゴルフのクラブをもって、赤松を襲撃するとか、いきなり任侠ヘルパーかよ!と突っ込みたくなる展開だった。彼の怒りを表現したいのはわかるが、1000万強奪された時は、すぐ諦めちゃうのに、今回はあまりの怒りで、やりたい放題なのは、なんかバランス的にどうかと思うが、こういう激情な主人公になってしまうところが、韓流の流れがあるせいなのかな。けど、目がさめるような激しい物で、気持ちは伝わってくる展開ではあった。今回のメインの話しである美容師家族の話は、あまりにベタで、興味は惹かれないが、もっと、家族というものを一話かけて描いたら、それなりにはナリそうかなとは思った。けど、ホワイト化学を巡る話はかなり興味深い展開にナリそうだ。梢が、早和子に頼んで、あの企業の再建をどうやって行くのか?彼女の富生に対する個人的な感情アリアリだが、彼女の意図するところはなんなのか?富をはその状況を、どう受け止めて、行動するのか?展開は気になるところだ。
06
富生(草ナギ剛)が父親を死に追いやった男のもとで働いているとは知る由もない光太郎(玉森裕太)。富生が金貸しになったと聞き、軽蔑する一方、母親の治療費さえも工面できない自分の無力さに、悔しい気持ちがこみ上げていた。そんなある日、バイト仲間から「金になる仕事がある」と持ちかけられた光太郎は、危険な香りのする雑居ビルに足を踏み入れて……。 一方、早和子(ジュディ・オング)の許しを得てホワイト化学の再建に乗り出した梢(木村文乃)は、早速工場へ。「いかにも町工場的な体質を変える」と断言する梢に対し、専務の金原(おかやまはじめ)らは戸惑い、反発するが、梢は青池ファイナンスが株を所有していることを理由に、工員たちを解雇する可能性もあると非情な宣告を突きつける。 その頃、未央(大島優子)は赤松(渡部篤郎)を襲撃した後に行方をくらませた富生を探していた。赤松金融、ホワイト化学、思い当たる場所を方々探し回っていると、偶然、梢と再会する。富生が行方不明だと告げ、なぜ彼を支えてあげなかったのかと梢に尋ねる未央。すると梢は、ずっと心の内に秘めていた想いを打ち明ける。 とある場所を訪れていた富生は、生前の父の姿を思い出し、一人静かに物思いにふけっていた。果たして、富生が考える、這い上がるための次なる野望とは…? するとそこへ1本の電話がかかってくる。出ると、相手は警察で……。
【感想】
富生の目標は、完全に赤松への復讐と向いてるし、赤松も早和子とのやりとりと富生と梢との盗聴から、自分が潰したホワイト化学という企業が、ユキチを生み出す種たということに気づき、富生を利用しようとする展開は、ぶつかり合っていて、面白い。目的は見事なまでに”金”な赤松と金に復習するために動く富生はどちらが勝ちを拾うのだろうか?ついに、赤松の一番大切なユキチの在処を見つけ出す展開とか、本当に昭和だねとは思う。。彼の復習への強い意志を感じさせた未央とのやりとりで浮き出させるために、彼女を連れて行ったのはわかるけど、いつ何時でも、事務所に入り込むことができるこの赤松金融って、もっとセキュリティーの事考えろよどうしても思ってしまう。とんでもない大金がどう考えても隠されてると思うのに、あのゆるゆるな隠し扉とか、もっと、緊迫感を持たせても良いシーンじゃないの?と聞きたくはなる。けど、立ちはだかる巨大金庫には、難攻不落にも見えたし、どう盗み出すのかは気になる所だ。それと同時期に、ホワイト化学の立て直しにとりかかる梢は、富生を巻き込みながら、ホワイト化学をどんな会社に変えていくのだろうか?多少、理解し難いシーンもあるけど、続きが気になるドラマではあるし、期待はしたいかも。
07
赤松金融の地下に現金の隠し部屋があることを突き止めた富生(草なぎ剛)。しかし、監視カメラが設置されていることに気付き、不用意には近づけない。そこへ、未央(大島優子)から「赤松が戻ってきた」とメールが届く。機転を利かせた未央のおかげで、その日は赤松(渡部篤郎)にバレず事なきを得たものの、翌朝、出社した赤松は事務所の雰囲気に違和感を覚え、一人密かに地下室に設置した監視カメラの映像をチェックする。その晩、紺野家では未央から富生の話を聞いた洋(大杉漣)が計画を何とか阻止しようと説得を試みるが、あえなく失敗。それどころか富生は、隠し部屋の鍵の暗証番号を解読しようと、ある仕掛けを考え、さらに監視カメラの目を欺くための作戦も実行しようとする。
しかし、自分の動きを赤松に感づかれることを恐れ、焦った富生は、ある晩、正解が分からないまま金庫破りに挑むことを決意。それを知った未央もまた、「あの人には、大きな借りがあるから」と洋の制止も聞かず、富生の後を追い、赤松金融へと向かっていく!
果たして、父親を自殺に追い込んだ赤松への復讐のため、金庫破りに挑む富生は、赤松にバレずに大金を奪うことができるのか!?
【感想】
今回で俄然面白くなった!
今回の富生は、赤松の術中にハマり、操られてる感はあるが、それによって、赤松なる敵であった人間と組んで、富生が青池早和子と戦おうとする展開は、チョット興味深い。あれだけ、執念を燃やしているかのように、赤松の金を盗むために準備してきたのに、まさか、標的が青池早和子にかわり、かつての婚約者青池梢に喧嘩を売る展開になるとは、たしかに意外性はあるかも。まあ、今までの流れの中でも、早和子がホワイト化学を狙い撃ちにしてる描写はあったけど、赤松と組むとは思わなかった。この戦いは、何を生み出すのか?かなり気になるものだった。けど、富生がどう金庫破りに挑むかというのも、気になる展開だったけどね。しかし、二人が組んだからと言って、何ができるのか?赤池はどんな役回りをするのか?何しろ戦略に攻めてほしい。
ここに来てかなり盛り上がってきた感じはするし、ここからの展開には期待したい。
08
ホワイト化学が経営難に陥った裏に、早和子(ジュディ・オング)の思惑があったことを知った富生(草なぎ剛)は怒りを抑えきれない。赤松(渡部篤郎)は、そんな富生をけしかけるかのように、早和子と特許庁の水越(浅野和之)という男が手を組み、ホワイト化学が出願した特許が下りないよう、画策していたことを教える。
翌日、青池ファイナンスの人間を装い水越を訪ねた富生は、ホワイト化学の件で捜査が入るかもしれないと揺さぶりをかけ、さらに、水越が早和子から金を受け取った証拠をつかもうと、彼の行動を徹底的に調べ始める。赤松と手を組むことに反対しながらも、富生が再びむちゃをしないか心配な未央(大島優子)もまた、ある場所へと潜入して……。
同じ頃、富生から話を聞いて早和子を信じられなくなった梢(木村文乃)は、独自に社内の金の流れを調べ始める。そして、早和子が隠してきた重大な秘密を知り、がくぜんとする。
そんなある日、富生のもとに水越と青池ファイナンスが接触するとの情報が入るが、何者かに尾行されていることに気付いた水越は接触直前に姿を消してしまう。あきらめかけたそのとき、富生の携帯が鳴り、出ると相手は未央。「今、水越を追いかけてる」――。その声を聞いた富生は、「水越には近づくな!」と告げ、慌ててその後を追うが……。
【感想】
やはり、最後の敵は赤松なのか?白石の復讐に手をかしているような顔をしていた赤松が、富生を出しぬき、ホワイト化学どころか、青池グループをも買い取ろうとしているとは大胆な展開だ。青池早和子も因果応報、人を死に至らしめるようなことをすれば、その報いは必ず我が身にかかってくるというベタな展開だが、気持ちが良いほどあっさりな会社買収劇ではあった。赤池主役なら、あんなちっぽけな街金から、青池みたいな企業の中で翻弄されながら、どうなっていくか?というドラマを見てみたい気もするけど、富生のドラマなら、どうやって、ホワイト化学を我が物にして、赤松に復習するのか?というところだろう。今回の話の流れは、青池早和子と組んで、ホワイト化学の特許を、なかなか通さなかった水越を、陥れるという展開だが、まあ、そんなこと、一公務員にできるのかどうは知らないが、追い込んでいく物語は、特筆することはないし、いかにもオーソドックスなカネの出所を調べての証拠集め→そして、水越を追い込むという意外と丁寧なもので、これぞ知性派の富生という攻め方は気持ちがいい。鉄パイプもって、脅すよりも何しろスマートなやり方だ。もうどこかで、富生を好きになってしまった未央が、彼のためにという感じで、危ないと知っていながら、手助けしてしまうところもいい。
それに、かつて金を無心し、ゲロを飲まされそうになった灰谷に
持ち逃げされた金を「一億円くらい取り戻せよ」と言い放つところは痛快だった!
僕は今回のはなしでは、灰谷と富生のシーンが一番の見どころだったし、富生の変貌に対して、リスペクトする灰谷の目が死んでなかったところは良かった。「意外となんとかなる」とうそぶく富生がかなり好きになった。
09
赤松(渡部篤郎)が青池グループの株の51%を手に入れた。しかし、その買い取り額はわずか20億円と破格。富生(草なぎ剛)は早和子(ジュディ・オング)が赤松に弱みを握られていると察知し、突然の事態に動転する梢(木村文乃)に「青池を守る方法が1つだけある」とささやく。一方で、赤松を挑発し、20億円の在りかをさも知っているかのような素振りを見せる富生。警戒した赤松は桜田(高田翔)に富生をマークさせるが、それこそが富生の狙いだった…!
その晩、富生を訪ねて梢が紺野家にやって来る。ホワイト化学を赤松に渡したくない富生と青池グループを守りたい梢。利害が一致した2人は赤松の動きを阻止すべく作戦を練るが、そんな2人の様子を近くで見ていた未央(大島優子)は胸がざわつく。そのうえ、梢からこれまでのことを謝罪され、複雑な気持ちに。
翌日、富生が自分に何も話してくれないことに耐えられなくなった未央は、赤松相手に何かむちゃをしようとしている富生に手伝わせてほしいと願い出る。しかし、「危ないから巻きこめない」と断られ、思わず富生への想いを告白してしまう。その時、富生の携帯電話に梢から連絡が入る。梢と今後の作戦を確認した富生は電話を切って……。
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