主演別カテゴリ:
【主演女優】
ポニーキャニオン (2012-12-04)
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公式サイト殺人の映像が見えるという特殊能力・VISIONを持った女(山田優)と、休職中の刑事(金子ノブアキ)が、彼女の映像をヒントに難事件を解決する本格サスペンスドラマ
【メインキャスト】来栖 玲奈 - 山田優 モデル。殺人の映像が見える特殊能力「VISION」を持つ。
浅野 和馬 - 金子ノブアキ 捜査一課刑事。ある事件が原因で休職中。
清末 功輝 - 勝村政信 玲奈のマネージャー。
【スタッフ】
演出 星野和成・植田尚(MMJ)
脚本 飯田譲治
プロデューサー 尼子大介(ytv)、遠田孝一・浅井千端(MMJ)
【視聴率】
第一話 2012/07/05 4.1% 覚醒
演出 星野和成 北川忠介 (鈴木浩介)
第二話 2012/07/12 3.0% 復讐
演出 星野和成 立原建夫 (中村 倫也)
第三話 2012/07/26 3.2% 破滅
演出 植田尚 水島貞子 (佐藤 寛子)
第四話 2012/08/02 3.9% 裏切り
演出 植田尚 来栖玲子(朝加真由美)
第五話 2012/08/09 2.6% 接触
演出 星野和成 田中 卓治 (桐山 漣)近藤 直哉 (松尾敏伸)
第六話 2012/08/16 3.0%模倣犯
清末功輝(勝村政信) 田口宗治郎(酒井敏也) 長岡太一(野間口徹)
第七話 2012/08/23 2.9% 悪女のkiss
インテリ風の男(升毅)岡田一夫(山口大地)
第八話 2012/08/30 3.4% 共鳴する悪意
川辺 彰一(升毅)
第九話 2012/09/06 2.3% 逆襲
竹村幸夫(丸山智己) 田所医師(神尾佑)来栖 玲子(朝加真由美)
第10話 2012/09/13 2.9% 犯人への挑戦
馬淵純一(細田よしひこ)竹村幸夫(丸山智己) 田所医師(神尾佑)新津道雄(康喜弼)
第11話 2012/09/20 2.7% 極秘捜査
甲斐谷正憲(升毅)新津道雄(康喜弼)
最終話 2012/09/27 2.2%
浜倉 カヅキ(森山 栄治) 甲斐谷正憲(升毅)
第一話
休職中の刑事、和馬(金子ノブアキ)は詐欺グループの北川(鈴木浩介)と取引をしていた。その時、清末(勝村政信)と同じ店にいたモデルの玲奈(山田優)は北川に聞き覚えのない「クリスティーナ」と声をかけられ、抱きつかれる。北川は引き離そうとした和馬を殴って逃走。玲奈は北川を全く知らなかった。しかし翌日、玲奈のVISIONに北川が現れた。何故か彼の額には銃弾の跡があり、自分の遺体を探して欲しいと玲奈に訴える
感想
何かよくわからないドラマかな。「クリスティーナ」という言葉と玲奈のVISIONという能力が何かのつながりがあるんだろうけど、あまりに、話が飛躍しすぎて、何が何だか分からないために、それが何なのか?どういうものなのか知りたいという感じにはならない。これから連続殺人が起きていくのだろうけど、そのつながりが何なのか?うまくヒントを出していってもらわない続けて見るには、厳しいかも。北川は、「クリスティーナ」のために仲間を殺したといったが、その何故に、心を操られていくのか?彼女にだけ見えたVISIONは、彼女の中の欲望なのか?未来が見えるだけ特殊能力なのか?とか、すこしずつ可視化されていくんだろうけど、そこをどう見せるのか?が難しそうかな。今の時点では、なんとも感じないドラマだ。それにしても、玲奈の山田優があまり役にあってないように見えるのも問題かな。ドラマの中で起きてることを、役が感じてないように見える。彼女は大丈夫なのだろうか?
第二話
会社員の吉村益男が刺殺される殺人事件が発生。容疑者の立原建夫(中村倫也)は吉村の後輩社員で、悪質ないじめを受けていた。立原は「クリスティーナへ」というメッセージを現場に残していて、和馬(金子ノブアキ)は崎阪(矢柴俊博)に命じられて玲奈(山田優)に話を聞きに行く。自宅にいた玲奈は鏡の中に現われた立原から「クリスティーナ」と呼びかけられ、君の願い通り、殺すのは3人だと告げられる。玲奈は和馬から事件の話を聞き、立原があと2人殺すと話していた事を伝える。
その頃、立原は高校時代にいじめられた同級生の三木を殺害していた。その後、立原はマネージャーの清末(勝村政信)と話している時、玲奈のVISIONに再び現れる。立原の額から血が流れ始めるが、なぜか血は下ではなく、横に流れていた。和馬は玲奈から立原が話していた内容を詳しく聞く。和馬は最後の標的を見つけるヒントがそこに隠されていると考える。その頃、立原は3人目の殺人を犯すため、ある場所へと向かっていた…。
第三話
第3の殺人者は悪意に満ちた女。
玲奈(山田優)のVISIONにボンデージ姿の水島貞子(佐藤寛子)が現れ、その直後に和馬(金子ノブアキ)は崎阪(矢柴俊博)から殺人事件が起きたという連絡を受ける。被害者は政治家。現場には「クリスティーナに愛の手を」というメッセージが残され、犯人の貞子は高級秘密クラブのエスコートガールと判明する。この後、和馬は玲奈と一緒にいる時に第2の犠牲者が出たという連絡を受ける。
和馬が現場へ向かうと、玲奈の前に貞子が現れる。クリスティーナの事を訊ねる玲奈に、「クリスティーナはあなただ。あなたを救いたい。」と答えて去っていく貞子。崎阪は知っている事を全部話せと詰め寄り、玲奈は貞子が伝えた情報を教える。それは、人物像や場所など、貞子しか知りえない情報だった。再びVISIONを見る玲奈。それは第3の殺人や暗闇のライトに照らされる貞子の映像だった。和馬と玲奈がVISIONの情報を頼りに現場の豪邸へ向かうと、そこでは2人が来る事を予測していたかのように貞子が微笑み、その傍には死体が転がっていた…。
第四話
玲奈の過去に空白の一年が…。
株の不正取引を暴こうとした記者を殺した容疑者、佐藤が殺害される。そんな中、玲奈(山田優)のVISIONにサングラス、マスクで顔を隠した男が現れる。男はミスターXと名乗り、佐藤以外にあと2人を葬ると玲奈に伝える。そして、ミスターXは雀荘にいた佐藤の手下、猿谷を刺殺。その頃、和馬(金子ノブアキ)は玲奈と絶縁状態の母親、来栖玲子(朝加真由美)を訪ねていた。玲奈の履歴を調べた和馬は彼女の高校時代、空白の1年があったことについて訊ねるが、玲子は話をはぐらかして和馬を追い出す。
この後、和馬は玲奈のいるスタジオを訪ね、清末が先に玲子と会っていた事を知る。空白の1年間、玲奈はオーストラリアのメルボルンに留学していたらしく、清末(勝村政信)は多重人格症の治療のために行ったが、結局治らなかったと考えていた。この後、玲奈のVISIONに猿谷が現れ、真犯人のヒントを与え、崎阪(矢柴俊博)らはミスターXの逮捕に成功するが・・・。
第五話
地下アイドルの追っかけだったフリーターが殺害される。現場から1キロの場所に玲奈(山田優)が出演したライブ写真を待ち受けにしたスマートフォンが落ちていたという。崎阪(矢柴俊博)は現場の状況からフリーターを殺害した犯人が、車で逃走中に誰かを跳ねたと考える。和馬(金子ノブアキ)は地方にCMの撮影に行っている玲奈に会いに行く事に。その頃、撮影現場ではカメラマンが渋滞に巻き込まれ、到着が遅れるという問題が起きていた。カメラマンを待つ玲奈は現場にいた田中卓治(桐山漣)に写真を撮りたいと声をかけられる。
撮影現場に到着した和馬に崎阪から犯人がわかったという連絡が入る。時を同じくして、遅れていたカメラマンの近藤直哉(松尾敏伸)が到着。 カメラマンが2人いることを不思議に思った玲奈は、スタッフに卓治がカメラマンじゃないのかと、確認するが・
第六話
ついに、清末(勝村政信)が殺人者に?!
心理学の権威、田口教授(酒井敏也)が殺害される。田口の胸にはChristinaと英字でタイプされたメモ用紙が残されていた。和馬(金子ノブアキ)は玲奈(山田優)に田口が殺害された事を伝え、高校1年の時に留学した話題にも触れる。玲奈は父親が他界した後、母親の玲子(朝加真由美)が交際していた男性から留学を勧められた事を明かす。その頃、准教授の長岡(野間口徹)は清末(勝村政信)のオフィスを訪ね、クリスティーナからメールで届いたゲームの進行状況を確認。長岡はこのゲームに事件を解く鍵があると考えていた。
長岡が帰った後もゲームをプレイし続ける清末。すると突然、ディスプレイから強い光が放たれ、クリスティーナの姿が一瞬見える。その頃、玲奈のVISIONにもクリスティーナが現れていた。次にVISIONに現れたのは誰かを殺そうとする清末の姿。清末の手にはChristinaと書かれた紙切れが握られていた。和馬は田口と同じように玲奈を多重人格と診断した長岡の命が危ないと推理し、長岡がいる大学の研究室へ向かうが…。
第七話
心理カウンセラーとしてテレビに出演する藤堂由加里(村岡希美)が玲奈(山田優)をカウンセリングする事になる。当日、玲奈のVISIONに、邪悪に微笑み誰かの首を絞めるクリスティーナが現れる。和馬(金子ノブアキ)は玲奈の中学時代の同級生に話を聞きに行くが玲奈の評判は最悪で、玲奈の写真を見た萌子(押切もえ)、マキ(西山茉希)からも酷評される。テレビ番組のAD、岡田一夫(山口大地)との打ち合わせを終えた由加里はオフィス内のカウンセリングルームへ玲奈を案内する。
別室で待つ秋山(吉家章人)はカウンセリングの予定時間が過ぎている事に気付いてカウンセリングルームへ。そこでは由加里が絞殺されていて、秋山は殺人の現行犯で玲奈を逮捕する。秋山は眠っている間に現れた玲奈の別人格が殺人を犯したと推測する。留置室に入れられた玲奈のVISIONにインテリ風の男(升毅)が現れ、玲奈を救うために自分が由加里を殺害したと打ち明ける。この後、削除されていた由加里のオフィスの防犯カメラの映像を科捜研が復元。そこには信じられない人物が映っていた。
第八話
和馬(金子ノブアキ)は姿を消した岡田の自宅に向かう途中、何者かに車を細工されて事故を起こしてしまう。車のボンネットの近くには「クリスティーナ」と書かれていた。翌日、由加里の首筋に付着した唾液のDNAと岡田のDNAが一致した事が判明し、崎阪たちは岡田を犯人と考える。由加里殺しの疑いが晴れた玲奈は釈放され、弁護士、川辺が迎えに来る。玲奈は川辺から逃げ出し、和馬たちがいる署内の会議室へ駆け込む。玲奈はVISIONに現れた川辺が由加里を殺害し、和馬を殺そうとした犯人だと訴えるが、岡田を犯人と考える崎阪たちは話を信じようとしない。署を出た川辺は玲奈を車へと押し込み、「あなたはクリスティーナのニセモノ」と言って玲奈を薬で眠らせる。この後、和馬が自宅に戻ると、床には岡田が倒れていた。次の瞬間、和馬はスタンガンで襲われて意識が朦朧となる。邪魔者の和馬を抹殺しようと、スタンガンを手にしていたのは川辺だった…。
第九話
玲奈(山田優)のVISIONに女性の首をネクタイで絞める男が現れる。VISIONに現れたのは秘書の竹村幸夫(丸山智己)で、次の選挙に立候補する社長と関係を持ったホステスを殺害していた。田所医師(神尾佑)が入院している玲奈を検査すると、頭部を手術している事がわかる。玲奈の脳には電流を通すような帯電物質が埋め込まれていた。母親の玲子(朝加真由美)が病院に現れると、玲奈は「話す事なんてない」と取り乱す。空白の1年の後、別人のようになって戻ってきた玲奈は玲子を嫌うようになっていたという。玲奈を預かった人物は国の支援で児童更正施設を運営している学者と名乗ったらしく、和馬(金子ノブアキ)はニセモノ弁護士の川辺(升毅)がその関係者だと推理する。 この後、第2の殺人事件が起こり、玲奈のVISIONに現れた竹村はもう1人殺害すると予告。和馬は自分から犯人と通信できないかと玲奈に訊ねる。玲奈はやってみると言って、竹村の写真を見つめて集中する。その時、衝撃が走り、玲奈のVISIONに誰かの首を絞める竹村が現れる。その頃、竹村は最後のターゲットの自宅を訪ねていた…。
第十話
脳に特殊な電気プラグを差し込んで思考を読み取り、それを無線で飛ばして機械を動かす最先端の技術。田所医師(神尾佑)は玲奈(山田優)の頭の中にあった物質はこの送受信のチップなのかもしれないと見解を述べる。あくまでも仮説だが、殺人のような行為をさせて、脳を興奮状態にすれば、送信する側にチップを埋め込まなくても脳が発する波動を大きくできる可能性があるという。
玲奈のVISIONに男を刺殺し逃げる馬淵純一(細田よしひこ)が現れる。2人目の被害者が出た後、玲奈はVISIONから馬淵の居場所を特定し、和馬(金子ノブアキ)が馬淵を逮捕する。この後、偽弁護士の川辺(升毅)が誰か判明する。偽者の川辺は甲斐谷正憲という警視庁に所属していた犯罪心理学者で、すでに他界していた…。
第11話
和馬(金子ノブアキ)たちは「クリスティーナ」のゲームを配信していたアジトを調べ、新津(康喜弼)が偽弁護士として現れた甲斐谷(升毅)の仲間だと気付く。玲奈(山田優)は和馬のメールでこの事実を知り、一緒にいた新津から逃げ出すが、トラックに轢かれそうになって気を失う。翌日、運送店で目覚めた玲奈は前日のショックで記憶を失っていた。警察は玲奈の行方を捜索。
一方、クリスティーナのゲームをプレイ中だった浜倉カヅキ(森山栄治)は聞き込みに来た警官を殺害する。新津の行方を追う和馬は雪乃(麻倉みな)から聞いた情報から潜伏先に辿り着き、絶命した新津を発見する。現場には甲斐谷が和馬に宛てたタブレットPCが残されていた。この後、玲奈のVISIONに浜倉が現れると甲斐谷は、3人殺せばクリスティーナはお前のものになると浜倉に伝える。甲斐谷は運送店から玲奈を連れ去り、香川署長は玲奈の公開捜査を決断。玲奈の写真がマスコミに流されれば、そこら中でクリスティーナに捧げる殺人が起きてしまう。その前に玲奈を捜し出したい和馬はタブレットPCのクリスティーナのゲームのアイコンに触れる。すると画面に「ゲームをやれば、きみは来栖玲奈に会える」という甲斐谷のメッセージが表示されて…。
最終回
甲斐谷に誘拐された玲奈は、和馬らの必死の捜査にも関わらず、未だ発見されない。公開捜査になってゲームのプレイヤーたちが玲奈の写真を見れば、そこら中でクリスティーナに捧げる殺人が起きる危険が高い。公開捜査までに玲奈を捜し出したい和馬(金子ノブアキ)は殺人者になるリスクを犯してでもクリスティーナのゲームをして玲奈と通信すれば、居場所が特定できると考え、ゲームを始めてしまう。そして、何かが変わった和馬は同期の赤井刑事を殺害した浜倉(森山栄治)に殺意を抱く。和馬は廃ビルに潜む浜倉を拳銃で撃とうとするが、玲奈の顔が脳裏を過って思いとどまる。
その頃、記憶が戻った玲奈のVISIONに和馬が現れる。和馬のVISIONにも玲奈は現れていた。玲奈はVISIONに現れた和馬に近寄って強く抱きしめる。その時、甲斐谷(升毅)が2人の前に現われる。自分が何者なのかを甲斐谷に訊ねる玲奈。すると、甲斐谷は何年も前から人間の脳に刺激を与えて精神を改造する研究が行われ、そのサンプルとして特別な波動を持つ人間が必要だったと説明する。その為、潜在能力の高い玲奈のコピーを作り、実験をした。そして、本物の玲奈が死んでいるという衝撃の事実を明かす。甲斐谷は、玲奈をシンボル化させたクリスティーナをゲームに登場させ、玲奈の持つ波動をデータ化し、ゲームを開発したと打ち明ける。甲斐谷はゲームを使って、完全な殺人犯になった人間の脳波のサンプルが欲しかったのだ。甲斐谷は間もなく始まる公開捜査が最後の手段と考えていた。和馬は甲斐谷の計画を阻止しようとするが…。
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