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【中島裕翔】HOPE
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2015-02-04)
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<土ドラ>水球ヤンキースこの夏イケメン水球男子たちが大暴れ!水球×ヤンキー=可能性は無限大!?青い空に白い雲、そして金髪に水着!フレッシュなキャスト陣による青春群像ドラマ!!
【スタッフ】
【脚本】徳永友一 麻倉圭司 松田沙也
【プロデュース】藤野良太
【演出】宮木正悟 品田俊介
【音楽】高見優 やまだ豊
【主題歌】Hey!Say!JUMP「明日へのYELL」
稲葉尚弥… 中島裕翔 霞野工業高校(通称・カス高)に転校してくる帰国子女。
三船龍二… 山崎賢人 カス高のマイルドヤンキーのリーダー格で水球経験者。
木村朋生… 千葉雄大マイルドヤンキー。三バカトリオの一人。ツッコミ役。
千秋亮… 間宮祥太朗 カス高のバカ2トップ。ツイスト頭が特徴。
志村公平… 中川大志 マイルドヤンキー。三バカトリオの一人。弟キャラ。
加東慎介… 吉沢亮 マイルドヤンキー。三バカトリオの一人。アイドルが大好き。
宮口幸喜… 矢本悠馬 カス高のバカ2トップ。
北島虎雄… 高木雄也 水蘭高校・水球部の絶対的エースで、この町のヒーロー。
大原櫻子 新川優愛 筧美和子 鈴木伸之 大政絢 池津祥子 皆川猿時
倉科カナ北村有起哉 森本レオ 橋本環奈
【視聴率】
01 07/12 【*8.8】【 金髪&水着!熱い夏始まるぜ!夜露死苦】
【脚本】徳永友一【演出】宮木正悟
02 07/19【*7.2】【ミズタマでてっぺんとりたいヤツ集合!】
【脚本】徳永友一【演出】宮木正悟
03 08/02【*5.6】【お前がいなきゃミズタマ部始まんねえ!】
【脚本】麻倉圭司【演出】品田俊介
04 08/09【*6.7】【いよいよ恋や友情が動き始める!】
【脚本】松田沙也 【演出】高橋貴司
05 08/16【*8.1】【夏だ!水着だ!男と女のミズタマ勝負!!】
【脚本】徳永友一【演出】宮木正悟
06 08/23【*5.6】【ミズタマ部解散!?救世主はあのアイドル!?】
【脚本】麻倉圭司【演出】宮木正悟
07 08/30【*5.4】【尚弥が退学に!?ミズタマ部存続の大ピンチ!】
【脚本】松田沙也【演出】品田俊介
08 09/06【*5.7】【恋!水着!青い海!!胸キュン夏合宿SP!】
【脚本】松田沙也【演出】宮木正悟
09 09/13【*5.6】【最終章!ミズタマ部のアツい夏ついに完結へ】
【脚本】麻倉圭司【演出】品田俊介
10 09/20【*7.5】【ついに感動の最終回…さよならミズタマ部!】
【脚本】徳永友一【演出】宮木正悟
04
三船龍二(山崎賢人)の入部が決まり、正式に活動を開始したカス高水球部。それぞれの決意を胸に「てっぺん」を目指し一致団結して…と思いきや、フローターの座をめぐって早速、稲葉尚弥(中島裕翔)と千秋亮(間宮祥太朗)が火花を散らしていた。そんな2人を見兼ねた顧問の青山千春(大政絢)はフローター、そしてキャプテンに龍二を任命し1カ月後に水蘭高校と練習試合をすることになったと告げる。
どうにかこうにか水球部を発足させた尚弥たちだったが、問題は山積みだった。水蘭との練習試合に向けて、まずは水球専用の水着とキャップを人数分そろえる必要がある。ところが教頭の桑原半蔵(北村有起哉)は千春の嘆願を受け入れず、部活動予算を出そうとはしない。打開策を図るため、いつものようにお好み焼き屋「かとちゃん」に集合した尚弥たちだったが、そこに現れた水蘭水球部の郷田剛(鈴木伸之)と前畑涼子(筧美和子)により、千秋の思いもよらぬ過去を知ることになる。
千秋が学校をサボるようになって数日後。窃盗の被害にあったという女性からカス高に電話が掛かってくる。犯人の名前は千秋だという。桑原に廃部を言い渡され反論すらできない部員たち。だが、宮口幸喜(矢本悠馬)だけは千秋を信じていた。絶対に千秋ではないと信じる理由が幸喜にはあった。
感想
今回は、見事な友情展開がたまらない。わかっちゃいるけど、みんなでバイトなんて、楽しすぎる展開だろう。こういう友情を待ってたんだよね。「仲間を信じる心」って、部活ドラマじゃ欠かせないけど、それが存分に表現されていて気持ちいいほど!スカッと楽しすぎる。郷田という敵に、昔の俺じゃないと言い切る千秋!そんなあいつも逃げてばかりの人生を捨て、立ち向かうために強くなりたいと思う気持ちで、部費を工面するために、力仕事!一歩も二歩もおとなになって、郷田に震えていた彼が、見事な成長を見せ、立ち向かう意思が見える。男ならこうでなくては!それにしても涼子は、郷田とつるんで、悪い空気をバンバン出してるところが、昔でいうところのスケバンかよ!と思ってしまったが、嫌いじゃない空気感だね。あいつも見返す働きをしてほしいと思ったら、まさかの対戦相手が、水蘭水球女子部だったとは、どうなるのかわからんが、ここに来て女子部の意味が出てきたのもいい。ぜひとも倒して欲しいが、そううまくいかないのかな。
それにしても、ウォーターボーイズリスペクト?な水族館訓練とか懐かしい展開も飛び出し、みんなで練習するために、みんなで工事現場。すべてが王道展開だけど、こういうの待ってたんだよね。先週でどうなるかな~とちょっと心配だったけど、全く心配する必要などなかった!このまま恋と友情に向けて、突き進め!
05
練習試合の為、血気盛んに水蘭高校に乗り込んだ稲葉尚弥(中島裕翔)らカス高水球部員たちだったが、相手が藤崎玲(新川優愛)率いる女子水球部だと知って激怒する。ただ1人、三船龍二(山崎賢人)を除いては…。
龍二の言葉に一念発起した部員は改めて水蘭高校女子水球部との練習試合に挑むことになった。第1ピリオドは華麗な連携プレイでリードしたカス高だったが、第2ピリオドは水蘭女子のパス回しに翻弄され、逆転を許す。第3ピリオド、部員たちの体力が奪われ、勝機がないと判断した龍二は、連携プレイを諦めて個人プレイに徹しゴールラッシュ。やはり女子では龍二を止められない。そう思った水蘭のエース・北島虎雄(高木雄也)は顧問の庄司真冬(倉科カナ)に出場を直訴、ついに尚弥、龍二らカス高水球部が虎雄と相まみえることに。
気合の入る尚弥らだったが、いざ試合が始まると実力の差は歴然…。カス高水球部員たちはショックを隠せない。おまけに龍二の個人プレイに不満をあらわにする千秋亮(間宮祥太朗)と龍二の間では内紛も勃発。そんな最中、龍二は真冬から「水蘭水球部に来てほしい」と告げられる。
水蘭との練習試合後、龍二の動向が気になって仕方がないカス高部員たちは険悪な雰囲気で崩壊寸前。そしてその翌日から、龍二は練習に姿を見せなくなってしまう。
【感想】
正直、青空の下で、水球の試合はやってほしいというのが本音。室内じゃ暗すぎて、何をやってるのかよくわからないし、もっと工夫した撮影の仕方で、その過酷さがわからないと、聞い分が乗らないかも。ナツの輝ける日差しの中で、正々堂々と、男子同士で戦い打ちのめされるのか、それとも、女子をコテンパンにやっつけて、男子と戦う展開にして欲しかったかな。第4ピリオドだけでは、疲れもあるし勝てるわけないもんねと考えてしまう。何しろ始めっからのガチンコ勝負して欲しいよう!戦い終わったあと、いろんなことがあったが龍二と尚弥が、手を取り合って、トラオと臍帯血を誓うという展開はベタだが、そこから、まさかの龍二水蘭入りというのは、なかなか侮れない展開だね。個人的には、あえて火の中に飛び込んで....復活していくと読むけど、どうなるのか?気になる展開にさらになってきた。戦う男たちを、何故か見守る女の子たちが、水蘭水球部女子たちというのは複雑だけど、今回は、渚が出来もしない料理を、ライバルりこの存在で作ったりと、ヒロインらしい活躍が顕著にあってよかった。このドラマは、恋ありの青春スポーツものなのに、明確なヒロインが見えにくいのがちょっと残念に思えてたりもしたんだよね。何しろやっと試合も始まり、全てはこれからという気がしてきた。
06
水蘭高校との練習試合に大敗し、落ち込む部員たちに追い打ちをかけるように三船龍二(山崎賢人)が水蘭水球部に引き抜かれ、崩壊寸前のカス高水球部。しかし他の部員が誰1人練習に姿を見せないプールで稲葉尚弥(中島裕翔)は仲間を信じ、黙々と練習を続けていた。そんな尚弥の傍らでボンヤリとしている顧問の青山千春(大政絢)に尚弥は「強化合宿をしよう」と言い出す。お手製の旅のしおりを持って部員たちを強化合宿に誘う尚弥だったが、まるで相手にされない。一方、龍二は水蘭高校水球部顧問の庄司真冬(倉科カナ)のもとを訪れていた。尚弥たちを密かに応援していた岩崎渚(大原櫻子)は、そんな龍二の姿を見て複雑な心境。
強化合宿当日。部員たちが集まることを信じて家を出る尚弥。しかしもう龍二の足を引っ張りたくない、そんな気持ちを抱く3バカトリオはRev.from DVLのコンサート会場に来ていた。大ファンの橋本環奈が水球インターハイの応援ツアーで蓮水町に来ているのだ。その橋本は開演前に散歩に出てみたのは良いが途中で迷子になってしまう。そこで偶然にも合宿に向かう尚弥と遭遇し…。
水蘭水球部の練習に初めて参加することになった龍二。龍二も含めた新しいフォーメーションを発表しようとする真冬に対し、水蘭のエース・北島虎雄(高木雄也)はどっちが水蘭のエースにふさわしいか、龍二と勝負したいと申し出る。
感想
わかっちゃいるけど、楽しいドラマだ。三船龍二の相手を騙すには、まず味方からなんて、分かりきってはるんだよね~だけど、本当にそのベタな部分がなんとも言えずこのドラマの魅力だとは思う。大体、龍二は他学校の生徒だろうというところから、変な話だけど、そんなの無視して、突っ走ってみせるところがいい。何が自分の魅力なのかよくわからなかった彼が、それを知るために、とった方法は、自分を確かな目を持つ人に見てもらい意見してもらうことだったが、それは庄司しかいない!それゆえにとった行動は、みんなを惑わせながらも、ただ一人!稲葉尚弥だけは信じきった。彼の信じる心と女の子に対しても、あの興味の無さが魅力的だ。なにしろ、あのいやらしい気持ちのなさは、渚への必殺壁ドン!、橋本環奈に対しての普段な振る舞いも、今はミズタマ仙人の境地だから、到達できる域に来ている。そんな仙人と接した橋本環奈の一言に、ひとつの答えを出した3バカトリオ!
「もう、俺達は応援する側ではない!」
雨降って、地固まる!的な今回で、青山千春を中心にやっとチームになった。けど、あの落とした生徒手帳が、ベタに悪の手に!中学生相手でもいいから、もっと試合して欲しい気もするのだが....。
07
それぞれの思いを胸に、再び結束を固めたカス高水球部員たちだったが、またしても彼らに試練が襲いかかる。商店街に掲げられていた水蘭水球部を応援するポスターやのぼりが破り捨てられ、シャッターには『カス高ミズタマ部 夜露死苦』と派手な落書きがされていた。そして、荒らされた現場には稲葉尚弥(中島裕翔)の生徒手帳が…。 尚弥を犯人と決めつける教頭の桑原半蔵(北村有起哉)は、水球部の活動停止を言い渡す。水球部を温かく見守ってきた校長の荒川重信(森本レオ)も、今回ばかりはうなずくしかない。顧問の青山千春(大政絢)から尚弥の自宅謹慎と水球部の活動停止を聞いた部員たちは激高するが、三船龍二(山崎賢人)は「ハメられた」と感じていた。 尚弥を信じる部員たちが商店街で犯人の手がかりを探していると、またしてもシャッターに『カス高参上!』などと落書きされているのを見つける。ところが落書きを消そうとしているところを目撃され、再びカス高水球部員たちが犯人だと疑われてしまう。商店街の人には何を言っても信じてもらえず、桑原からは廃部を検討すると告げられ、なす術のない水球部員たち。 部員たちから事の次第を聞いた尚弥は、カス高水球部を守るため、自分を信じてくれた仲間の思いをつぶさないため、辛く苦しい決断をすることになる。しかし、そんな尚弥の思いを知った部員たちは…。
【感想】
夜のプールでの練習使いい雰囲気だね。練習を制限されたな中で考えた練習方法といえばあれしかありえないという定番なものだけど、友情を再確認しながら、みんなでまとまっていこうとする姿は清々しいし、見ていて楽しい光景だ。それに、仲間となったカス高のみんなが、寸分も稲葉尚弥を疑うことさえしない。彼がやってないことは、どう考えても確かだと、青山千春も含めて、わずかも揺るがないし、だから、7人と彼女を加えた円陣は成立して行く光景は何しろ、部活ドラマの最高の光景であった。この「7人じゃないと!」じゃなく、青山も含めた「8人じゃないと!」と言って欲しかったかな。そして、今までになく尚弥がバカにされたことに対して感情をぶつける!渚の行動が、最後の前畑涼子の尚弥は犯人ではないという証言を引き出すことに成功した。部活を再開することができたけど、あの教頭の異様なまでの積極的な水球部つぶしは、龍二も言ってたけど、異常すぎる感じが!窓から水球部を見ながら、また練習してるよ!くらいのあきらめ感くらいでいいと思うけどね。それにしても、今回の事件でさらに、強い絆になった7人が、練習や試合で活躍してくれないかな。他の県に修行に行く展開とかあってもいいと思うけど!できれば、どんどん戦ってほしいよね。
08
インターハイ予選に向け強化合宿を組んだカス高水球部だったが、ここでも水蘭高校との格差が露呈する。プールを使えるのは水蘭の練習がない時間だけ。そして宿舎は水蘭のそれとは比較にならないボロボロな民宿。それでもヤル気まんまんの稲葉尚弥(中島裕翔)をはじめ水球部員一同は宿に着くなり水着に着替えるが、民宿のオーナー・鮫島仁(宇梶剛士)にプールとは違う場所に連れていかれて…。 3バカトリオの木村朋生(千葉雄大)、志村公平(中川大志)、加東慎介(吉沢亮)と千秋亮(間宮祥太朗)、宮口幸喜(矢本悠馬)の5人は合宿の楽しみはこれからとばかりに何か良からぬ相談をしている。尚弥は水球の練習ができない鬱憤(うっぷん)が爆発して、民宿のツボを壊してしまう。そして、三船龍二(山崎賢人)は海岸で水蘭の女子水球部キャプテン・藤崎玲(新川優愛)と会っていた。2人とも水蘭の水球部キャプテン・北島虎雄(高木雄也)のことを気にかけているようだ。 一方、虎雄は夜のプールでただ1人、無心にシュートの練習を続けていた。そこへ片づけに現れた水蘭の水球部マネージャー・岩崎渚(大原櫻子)は練習する虎雄の姿を見て、虎雄の身に異変があることに気づく。 翌日、プールサイドに集合し円陣を組むカス高水球部。いよいよ水球の練習が始まる。と思いきや、またしても鮫島が現れ、ツボを割ったと白状した尚弥をプールの表に引きずり出してしまう。
感想
正直、今回の合宿編は、恋愛模様を絡ませないで、序盤に放送して欲しい内容だった。がっつり、民宿オーナー鮫島に鍛えられる7人の姿を、楽しみたいかな。強くなっていく過程が今ひとつ良く見えにくいこのドラマ、水欄ほど強くない地元の水球チームと戦うくらいの展開が欲しかったかな。今奴らと競うものさしが、水蘭しかないので、どうも今ひとつぴんとこないので、頑張ってるのに伝わってこない。十分練習してると思うけど、そこに誰にでもわかりやすい結果を見せてもらわないと今ひとつ、こいつら頑張ってるな~という感じがない。そしてもう一度戻ってきて、鮫島に総仕上げをやってもらいながら、強くなった姿とか見せる展開が、今回なら良かったのにとか思ってしまった。そこまで来たのなら、今回の恋愛展開もいいんだけど。序盤とかの高校生らしい覗きがひどい結果にとか、いいんだけどね。恋愛も大いに結構、トラオとレイが互いの本心を知り、より強い結びつきお持つのもいいし、渚の恋心と龍二と直弥の関係とか見どころなんだけど、こういうのはカスの奴らが明確に強いと感じさせてからにして欲しかったかな。贅沢なのかもしれんが話はきらいじゃないけど、気分が乗らない感じかも。次回も伝説の男の再開で、何が起こるのか?直弥がどう変わるのか気になるところだね。
09
強化合宿を無事に終えたカス高水球部。部員たちを乗せたバスは見慣れた街並みに差し掛かっていた。部員一同がぐっすりと眠る中、ひとり目を覚ました稲葉尚弥(中島裕翔)は何気なく視線を送った先にいた1人の男に目を奪われる。尚弥が10年間憧れ続け、誇りに思ってきたその男の名は黒澤義男(横山裕)。尚弥、そしてもう1人、青山千春(大政絢)の人生を変えたカス高の元番長だった。 バスを止め、道路に飛び出した尚弥は黒澤に声を掛ける。「黒澤さんですよね」。しかし黒澤は尚弥から顔を背け、社名の入ったワゴン車に乗り込み、走り去ってしまう。それでも残された尚弥は興奮冷めやらず「やっと会えた…!」 ワゴン車に書かれていた社名を足掛かりに、黒澤の会社を訪れた尚弥。ビルの中から作業着姿の黒澤が出て来るのを見つけ、10年間の思いの丈を打ち明ける。しかし、黒澤の口からこぼれたのは尚弥が想像すらしていなかった言葉だった。ショックで言葉の出ない尚弥。そんな2人をぼうぜんと見つめる千春。 姿を消した尚弥を心配し岩崎渚(大原櫻子)の家に集まった部員たち。渚は黒澤と出会った日から尚弥がどんなふうに生きていたのかを語り始めるが、尚弥への思いが込み上げてきて動揺をあらわにする。
【感想】
後半になって、もう一歩踏み出した脚本であってほしいと思うけど、なんか中途半端に終ってる感じが続くのが残念!尚弥はいつも全力だけど、あこがれの人黒澤は、あなたの誇りになると言った尚弥に対して、どういう方向を示すのかよくわからない。それに、千春も黒澤に助けられたみたいな後付け感満載のことを言ってたけど、彼女は何に迷ってたのか?全くわからない。
けど、あの究極の「頑張れば、可能性は無限大」という言葉はいいんだけど、それが外野のことばかりで、本当に可能性が無限大になってるのか?よくわからない。試合しないとその言葉も、よくわからないんだよね。数カ月前から練習をしまくって、勝ち抜くような展開になっていかないと、なんだかな~。やはりこういうドラマは、恋愛要素も、あこがれの先輩要素も悪くないんだけど、競技を見せてなんぼなんだよね。とりあえず、男たちがスポーツで輝いてないと今ひとつのめり込める展開にならない。練習ばかりじゃ強いか弱いかわからないから、こりゃ強くなってるから、試合が楽しみだ!って、感じにならない。盛り上がらないかな。その上、またも最後に尚弥を殴打って!なんか違うんだよね。最後の試合は正々堂々とやらないと!こう言うのって、本当に、途中の話なんだよね。設定は面白いけど、脚本はがっくり来てしまうことが、広範囲は多すぎる!
10
いよいよ水蘭との決勝戦を迎えたカス高水球部。試合前の控室では大事な一戦を目前にした部員たちが緊張で固くなっている。そんな中、稲葉尚弥(中島裕翔)の右肩を三船龍二(山崎賢人)は気に掛けていた。昨夜、何者かによって尚弥が襲われたのだ。とあるオフィス。黒澤義男(横山裕)はポケットから取り出した大会のチラシを眺めていた。尚弥と出会って10年…、自分から誇りを奪い去るには十分な時間だった。カス高での栄光も、番長としての誇りも、社会に出れば一切通用しなかった。いつしか自分は過去から逃れながら生きるようになった。そんな時、あの時の少年が高校生になって、突然自分の前に現れた。それが尚弥だった。
客席は水蘭を応援する人たちで埋まっていた。カス高にとっては完全にアウェイな状況の中、運命の笛が鳴った。中央に浮かぶボールに向かい、両校の選手たちが一斉に泳ぎだす。真っ先にボールをつかみ取った尚弥はフローターバックの龍二にパスを出す。龍二との1対1の勝負を挑む水蘭のエース・北島虎雄(高木雄也)。しかし龍二は前線に泳ぐ木村朋生(千葉雄大)にパスを出す。それぞれが体を張ったブロックでパスコースを作りチームプレイに徹するカス高。それに対し強引な攻めの目立つ水蘭。一進一退の激しい攻防が続くなか、尚弥の肩が遂に悲鳴をあげる。
感想
後で書きます