TCエンタテインメント (2018-08-24)
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日曜劇場「99・9―刑事専門弁護士―」の続編「SEASON2」見逃し配信2018年1月期の日曜後9・00日曜劇場の100作品目となる。
刑事事件の裁判有罪率は99.9%――絶対、逆転不可能な状況の中、 残された0.1%の可能性にこだわって事実を追求する
超型破りな弁護士役に初挑戦!! 連続ドラマ史上初!刑事専門弁護士たちが難事件に挑む姿を痛快に描く
【出演者】
松本潤 深山大翔 斑目法律事務所の刑事事件専門ルーム 弁護士。
香川照之 佐田篤弘 斑目法律事務所の弁護士。東大法学部出身。民事事件のプロ。
木村文乃 尾崎舞子 斑目法律事務所の弁護士。東大法学部出身。元裁判官の弁護士
丸川貴久 青木崇高
明石達也 片桐 仁 パラリーガル
藤野宏樹 マギー パラリーガル
川上憲一郎 笑福亭鶴瓶 東京地方裁判所所長・代行の裁判官。深山に立ちはだかる
中塚美麗 馬場園梓 深山のサポートをするパラリーガル
【スタッフ】
脚本: 宇田学
トリック監修: 蒔田光治
プロデュース: 瀬戸口克陽 東仲 恵吾
演出: 木村ひさし 岡本 伸吾
前作の記事1/12【13.9】ぴったんこカン・カンスペシャル【松本潤&香川照之/石原さとみ&市川実日子他】
1/12【*8.6】 A-Studio【松本 潤】
【嵐にしやがれ2018冬】【VS嵐2018視聴率】 【視聴率】【全話平均17.6%】
01 1/14【15.1】 北海道【19.5】「元裁判官の依頼」
脚本: 宇田学 演出: 木村ひさし
志賀誠・藤本隆宏 戸川奈津子・渡辺真起子 阿部充・長塚圭史 鈴木加代・谷村美月 鈴木二郎・半海一晃 伊藤亜紀・新妻聖子
02 1/21【18.0】関西【20.2】名古屋【17.1】福岡【19.2】札幌【17.9】「26年越しの事実」
脚本: 宇田学 演出: 木村ひさし
深山大介・・・首藤康之 鏑木美里・・・織田梨沙 三宅宏之・・・小倉一郎 藤原・・・不破万作 鏑木美由紀・・・野々すみ花 内田・・・奥田達士 小倉・・・薬丸翔
03 1/28【16.2】関西【17.3】名古屋【19.8】北海道【18.2】「前代未聞の出張法廷」
脚本: 宇田学 演出: 木村ひさし
宇崎竜童、安達祐実、松尾諭、甲本雅裕
04 2/04【16.8】関西【20.6】北海道【19.8】「民事裁判で晴らす冤罪」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・木村ひさし
森本貢・・・近藤芳正 岩村梢・・・有森也実 足立靖男・・・塚地武雅 棚橋政一郎・・・迫田孝也 田中・・・小須田康人
05 2/10【17.0】関西【20.0】北部九州【14.9】「歪められた少年裁判」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・岡本伸吾
06 2/25【17.0】関西【20.2】「姉弟の絆を壊した過去」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・木村ひさし
新井英之・・・竜 雷太 飯田誠一・・・ダンカン 柴田・・・渡辺早織 平田・・・三又又三
静岡【18.6】新潟【18.2】
07 3/04【17.4】関西【】「被告人・佐田篤弘」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・木村ひさし
笹野桜・・・比嘉愛未 中村麻美・・・田中美奈子 大河原孝正・・・佐戸井けん太 緒方・・・ヒャダイン 検事・・・飯田基祐 小島・・・小松利昌 キャスター・・・枡田絵理奈
新潟 【22.0】 関西 【21.2 】福島 【19.5】 名古屋【19.5】
08 3/11【18.0】関西 【21.0】「深山、初めての敗訴」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・岡本伸吾
(8話ゲスト) 藤堂正彦・・・佐野史郎 藤堂京子・・・森口瑤子 氷室兼次・・・篠井英介 沢渡清志郎・・・白井晃 西川五郎・・・おかやまはじめ 金子源助・・・原金太郎 ゆう実・・・緒方かな子
静岡 【19.6】 福島 【19.4】札幌 【19.4】
09 3/18【21.0】関西 【24.7】最終回SP「深山、最後の闘いー再審請求」
脚本・・・宇田学 トリック監修・・・蒔田光治 演出・・・木村ひさし
久世亮平・・・中島裕翔 久世貴弘・・・小林 隆 内川・・・片桐はいり 島津ヤエ・・・根岸季衣 海老沢 晋・・・成河 中原銀次・・・山本浩司 久世トキ子・・・茅島成美 久世直美・・・竹内都子 三浦大輔 武井 壮 稲本真澄・・・須永 慶 山岡真一・・・小宮浩信(三四郎)
北海道【23.0】福岡【20.2】名古屋【20.5】
【嵐にしやがれ2018冬】【VS嵐2018視聴率】
07
佐田(香川照之)が薬害アレルギーに関する国家賠償請求訴訟の中心人物として世間の注目を集める。そのさなか、佐田が業務上横領幇助(ほうじょ)の容疑で逮捕される。顧問弁護士を務める会社の社長・緒方(ヒャダイン)が会社の金を横領して失踪し、佐田の口座に金が振り込まれていたのだ。佐田が検察の陰謀を疑う中、深山(松本潤)らは容疑を晴らすため緒方を捜す。一方、緒方の元妻は「緒方は死んでいる」と言い出す。
【感想】
佐田が薬害アレルギーに関する国家賠償請求訴訟で、国側に挑戦的ににテレビで挑発し、「私、計算ミスしませんので!」と斑目に、他局ドラマのセリフをパクって、自信満々に挑んでみたら、見事に僅かなほころびを相手につれるという内容だった。こういったことは、世の中では、報復的ある例もあるんだよね。しかし、今回の事件は、今までにもあった金銭絡みの事件というのはまるわかりだったかな。この動機では、あまり劇的な展開は期待できないとは思ったが、まさかの深山の社長・緒方の死体を見つけ出す方法は、あの手のトラップとは工夫がなさすぎかも。しかし、そこに行き着くまでの丁寧な捜査は、見どころがあって、緻密に作ってあるとは思った。会社社長の病気のことやなんでも同じものを2つ以上揃えて生活してることから、緒方は殺されていると確信する過程は丹念に描かれていた。結末は平凡でも、彼が死んでいると確信するまでの描き方が良かったとは思った。けど、今回は、検事と裁判官の微妙なつながりがあることを描いたというのも興味深かった。全く知らない制度だったが、色々と問題はあるもんだね。今回は佐田災難だったが、唯一家族の愛情が描かれてよかった。アレで、家族に冷たくされたら悲劇アガイの何者でもなかった。
08
殺人などの罪で逮捕された会社社長・西川(おかやまはじめ)が、佐田(香川照之)に弁護を依頼する。西川が贈ったようかんを食べた衆院議員・藤堂(佐野史郎)ら4人のうち、第1秘書が死亡、藤堂の妻・京子(森口瑤子)が意識不明の重体に。毒物は西川の会社で扱うものだったという。ところが、民間鑑定人による再鑑定の結果、2年前に島根で起きた毒殺事件の毒物と成分が一致。深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は、島根に向かう。
【感想】
今回は、悪鶴瓶師匠が大炸裂。目の奥は笑ってないと言われる鶴瓶さんだが、今回は、そこにいやらしさも加わり、肉rahしいことこの上ない感じだった。それにしても、演出が変わるとかなり印象は違うもんだな。深山のダジャレも最低限度で、寒い風も吹かなかったが、それはそれで、このドラマを集中して楽しめた感じもあった。けど、今回のキャスティングと話の内容は見事に、うまい化学反応を起こしてたな~。犯人は、どう考えても、衆院議員・藤堂というのは間違いないが、毒殺されそうになる妻・京子を森口瑤子さんが演じるところが絶妙だった。病室で、あの羊羹を家で見たことあると言わせるとことが、絶妙に見ている方の心理を揺さぶる。毒殺されそうになったけど、もしかして、絵を描いたのは彼女ではないのかと思わせる。そして、この二人が裁判で、絶妙に組んで、深山を一審敗訴にした展開の描き方は見事だった。悪意と悪意が共謀すると、とんでもなく、肥大化した悪魔を見せられ、いくら深山といえども、負けてしまうのも納得だった。しかし、逆転劇も見事だったかも!あの爪楊枝たてが残っていたのは、かなりのラッキー展開だったが、それを呼び込んだのも、深山のひらめきがあってこそ!と思わせるパワーが深山から見えた気がした。しかし、判例っていうのも厄介だな。沢渡清志郎という人物が、同じ薬物でも、成分は全く違うものと言っても、取り上げられない。ソレが誤審を生んでも致し方ないにしてるところが、本末転倒だ。
【最終回】
深山(松本潤)らは、依頼人・亮平およびその祖母と接見する。亮平の父は8年前、妻を殺して経営する店舗兼アパートに放火したとされ、死刑判決を受けていた。父が母を殺すはずがないという亮平は、容疑を晴らしてほしいと訴える。深山や舞子(木村文乃)は、佐田(香川照之)も巻き込み、再審請求に向けて新たな証拠探しに奔走。やがて、検察側の主張を覆す証拠を発見し、再審請求を行うが、裁判長の川上(笑福亭鶴瓶)が難題を突き付けてくる。同事件の一審の裁判長は、現事務総長・岡田(榎木孝明)で…。
【感想】
最終回、川上裁判長は、生き残るんだな。裁判官があれほど政治的に動き、悪意を持って、公判に挑んでいるとは思いたくないが、裁判官は聖人君子でもないし、ああいう輩がいないとも限らないところが人間というものかも。それにしても、今回の灯油を買ったときの時間のズレの錯誤は、以前金スマで放送されていた物を応用していたが、まさかのベースターズの選手のホームランシーンで時間を確認するとは、なかなか奇抜だったな。その謎の解明で十分、新情報が出てきて、再審できるのかと思ったら、川上は更に、深山たちにさらなる課題を出していたが、なるほど、川上の中では、さらなる課題をクリアさせて、確実に誤審であるという決定的なものをもってこさせたかったのかというのは、彼の不気味な微笑みで気付かされた。そこまでやらせたので、ドンドン新事実である、2箇所から発火したという事実に、突き当り、その理由を考えていく上で、あの検証実験が有効性で、真実がはっきりとした。それにしても、あの火事自体が、自分の生徒から盗んだ下着のために、脅されていたという事実を隠すためだったとは、母と資産をなくした久世の息子・亮平が、あっけにとられる気持ちも伝わってくるほどの陳皮な動機だった。最終回も実際にあった事件を、うまく再構成して、なかなかの脚本に仕上げていたかな。

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2018/03/22 05:58 :Category:
【松本潤 】99.9―刑事専門弁護士
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